インスタでも発信中☞https://www.instagram.com/p/DQMIDoNiU2y/?img_index=1

Q.新築着工間際に地盤が弱いから、追加費用が発生と言われましたが?


地盤改良の前にまずは地盤調査

地盤改良が必要かどうか、どんな改良が必要かを見極めるには、地盤の強度を調べる地盤調査が必要

耐震性能の高い家を建てても、それを支える地盤が弱ければ、家が揺れたり歪んだり、液状化してしまいます。そのため建てる前に地盤の調査を行い必要に応じて改良を行うことが必要です。


地盤調査の方法

SWS試験

一戸建てであればほとんど「SWS試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)」が行われます。建物の四隅と中央の計5カ所の強度を調査する方法。調査費用は5万円ほど。

ボーリング調査

3~4階建てなど建物の重量が重いため、もう少し詳しく知りたいときに行う調査。これは地盤の強度を地質から調べる方法で、費用は調査する深さや個所数に比例するが、一般的な住宅で25万円~35万円ほど


住宅の地盤改良・補強の方法

主に住宅の地盤改良・補強には3つの方法があります。地盤改良と言われているのは表層改良工法です

表層改良工法

深さ2mほど土を掘りながら固化材を入れて、土と強固材を混ぜ合わせることで地盤を強固にする方法です。床面積20坪くらいで費用は約50万円。

柱状改良工法

コンクリートの柱を何本も注入して地盤を強固にします。敷地に基盤の目のように規則正しく柱を注入していきます。一戸建てや自重の重いビルやマンションなど多く用いられる工法。床面積20坪くらいの場合で50本以上を4m注入した場合、費用の目安は約100万円。

銅管杭工法

柱状改良工法と同じ要領で、コンクリートの柱の代わりに銅管を使用します。


地盤改良が不要な土地を見つけるには?

地盤改良が不要な土地はどうやって調べればよいのでしょうか?

ハザードマップで液状化のリスクを公表していたり、土地の調査結果が公表されている地域もあります。また周辺に暮らしている人に聞く方法もあります。

ただし、土地の強度は100m離れると変わっていることがあります。さらに同じ敷地でも、地盤の強度が違うことがあります


土地は長く住み続けることを考えれば絶対に後悔したくない買い物です。地盤の強い土地をあらかじめ見つけることは難しいのが現状です。土地を買って家を建てる場合は地盤改良のための工事費をあらかじめ用意しておくようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です