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Q.古い実家を壊して新築しようとしたら工務店さんが建てれないって??


再建築不可物件とは?

家が建っていても、解体して更地にすると新たな家が建てられない土地のこと。

幅員4m以上の道路に2m以上接していない土地には家を建てることができないと定められています。消防車や救急車などの緊急車両が消火活動や救助活動をスムーズに行えるようにするためです。


再建築不可の土地

具体的には下記のような土地が再建築不可物件となります。

道路に接していない

道路に接している道の幅が2m未満

接している道路が建築基準法に準じた道路ではない

再建築不可物件を建築可能にするには、接道義務を果たす土地にする必要があります◎


再建築不可物件にリフォームして住むことは可能

既存の家をリフォームして住み続けることは可能です。ただし建築申請が不要なリフォームに限られます。

建築申請不要なリフォームとは

2階建て以下・延床面積が500㎡・高さ13m以下・軒の高さ9m以下の木造建築物(4号建築物と呼ばれる)であれば、増改築しなければ建築申請不要

4号建築物なら耐震性・断熱性を高めるリフォームや、木造軸組工法の家で構造上可能であれば間取り変更もできます。


再建築不可物件を購入するメリット

再建築不可物件を購入するメリットは以下の3つです。

①価格が安い

②固定資産税や都市計画税が安い

③隣地の所有者であれば敷地を広げられる

古い家をリフォームして住みたいという人は、安く手に入れてその分リフォーム費用にかけられます。


再建築不可物件を購入するデメリット

再建築不可物件を購入するデメリットは以下のとおりです。 

①建て替えができない

②増改築など建築申請が必要なリフォームはできない

③物件によっては地質調査ができない

④住宅ローンが組めない

⑤倒壊や火災で消失すると住めなくなる


再建築不可物件を購入する際のチェックポイント

①インフラ状況をきちんと確認

電気ガス水道がどこを通っているのか確認が必要

②雨水の排水はどうなっているのか

雨水の排水はどう下水口等に流れていくのか確認しましょう

③風通しや日当たりはどうか

風通しや日当たりが悪いと湿気がたまりやすく乾きにくいので、その分メンテナンス費用もかさみがちです。


建て替えができない再建築不可物件ですが安く手に入るのは大きな魅力です。一方でデメリットもあります。購入は後悔のないように慎重に、専門家と一緒に検討すると良いでしょう。

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