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Q.だれも住んでいない家を売りたいです。何から始めれば良いですか?
空き家の売却方法とは?
空き家を売りたいけど、どんな売却方法がいいんだろう?
今回は、空き家を売却する3つの方法と、必要費用、利用できる減税制度をご紹介します。
空き家の売却方法① 現状のまま売る
現状のまま売却する方法としては、次の2種類が挙げられます。
①中古住宅として売却
②古家付き土地として売却
選択する明確な判断基準はありません。木造住宅は一般に築20年以上は価値なしと扱われる傾向にありますが、築20年以上でも十分住める家が多いため、不動産会社と相談しながら決めましょう。
現状のまま売る場合
メリット
①費用や時間を節約できる
②固定資産税の優遇措置を受けられる
③契約不適合責任免責にできる場合あり
デメリット
①売却までに時間がかかる可能性がある
②相場より価格が安くなる
空き家の売却方法② 更地にして売る
メリット
①買主が見つかりやすい
②管理をしなくて済む
デメリット
①解体費用がかかる
②固定資産税が高くなる
空き家を更地にする場合に必要な解体費用
空き家の解体に必要な費用は、空き家の構造によって異なります。
木造:5~7万円/坪
鉄骨造:6~8万円/坪
鉄筋コンクリート造:7~9万円/坪
周辺環境や建材によっても費用は異なり、門扉やブロック塀、庭木などを撤去する場合は別途追加費用が必要です。解体費用を節約するためには、家具や家電を自分で処分し、利用できる補助はないか確認しましょう。
空き家の売却方法③ リフォーム・リノベーションする
メリット
①買主が見つかりやすい
②所有リスクを軽減できる
デメリット
①多額の費用がかかる
②工事費用の回収が難しい
空き家のリフォームで利用できる減税制度
空き家のリフォーム・リノベーションで利用できる4つの減税制度をご紹介します。
①住宅ローン減税
②所得税額の特別控除
③贈与税の非課税措置
④固定資産税の軽減
空き家の売却に必要な費用
相続登記費用
相続登記には次のような費用がかかります。
- 書類取得費:5000円~2万円
- 登録免許税:固定資産税評価額の0.4%
- 司法書士依頼料:5~8万円
譲渡所得税
譲渡所得税の税率は、1月1日時点での
所有期間により次のように異なります。
- 所有期間が5年超(長期):20.315%
- 所有期間が5年以下(短期):39.63%
所有している空き家を売りたい場合、3つの方法から選ぶことになります。空き家の状態によって適した売却方法は異なるため、利用できる減税制度も把握したうえでどの方法で売却するか決定すると良いでしょう。
