インスタでも発信中☞https://www.instagram.com/righthouse_official/p/DLuNEnSzOfn/

Q.仲介手数料って3%って聞きましたけど、消費税もかかるんですか?
なぜ仲介手数料にも消費税がかかるの?
不動産会社に支払う仲介手数料には、消費税が課税されます。
今回は、不動産売買での仲介手数料にかかる消費税の計算方法や、その他諸費用について解説します!
仲介手数料とは
不動産売買の仲介を依頼した、不動産会社に支払う成功報酬
不動産売買には、不動産に関する法律や知識と、売り手と買い手を満足のいく形でマッチングさせるスキルが必要です。そのプロである不動産会社に仲介を依頼した際に仲介手数料がかかります。
不動産売買の仲介手数料に消費税がかかる理由は?
消費税とは、物やサービスを消費した場合のうち、以下のような条件を満たす取引に課税されます。
- 事業者が事業として行うもの
- 対価を得て行うもの
- 資産の譲渡・貸付または役務の提供であるもの
- 国内において行うもの
不動産会社は国内において手数料を得て仲介というサービスを提供しているので仲介手数料には消費税がかかります。
仲介手数料と消費税の計算方法
仲介手数料には国土交通大臣の定めた上限があり、不動産の売買価格によって上限が変わります。上限額の計算方法は、以下の通りです。
売買価格 仲介手数料の上限
200万円以 ・・・・・・・→売買価格(税抜)×5%
200万円超~400万円以下 →売買価格(税抜)×4%+2万円
400万円超・・・・・・・ →売買価格(税抜)×3%+6万円
消費税は、算出した仲介手数料に0.1(税率10%)をかけることで算出できます。
仲介手数料は抑えられる?
仲介手数料を抑えたい場合、仲介手数料無料や半額の不動産会社を選ぶという方法がありますが、サービス対価である仲介手数料が安いと、売却活動や販売活動などの質もそれだけ低くなる可能性があります。
仲介手数料の額ではなく、信頼できるかどうか、実績などを見て選ぶことをおすすめします。
消費税がかかる費用
不動産売買では仲介手数料のほかに消費税のかかる費用があります。
①売主が事業者である物件本体価格
②司法書士への報酬
③住宅ローンの融資先への手数料
④リフォームや増築の工事費用
個人が居住用物件を売却を売却する場合、消費税はかかりませんが、投資用の物件を売却する場合には消費税がかかるケースもあるため、注意しましょう。
消費税がかからない費用
①土地の代金(事業主も不課税)
②売主が個人の物件本体価格
③公的書類の手数料
④保険料
⑤住宅ローンの保証料
⑥税金
不動産売買には資金計画が重要!
不動産売買では大きなお金が動くため消費税も含めた諸費用についても事前に把握しておくことが重要です。細かな費用まで知っておくことで、より現実的な資金計画を立てることができます。
